SEOを考えたページタイトル

SEOを考えるとページのタイトルが重要になりますが、今回はミドルワードだけではなく、色々と考慮して考えたページタイトルとその効果をご紹介します。
今回も自社運営サイトである「札幌整体net」での検証です。
以前のタイトルは
札幌整体net – 札幌の治療院情報サイト
でした。

元々の主要キーワードであった「札幌 整体」だけを考えると特に悪くないページタイトルだと思います。
しかし、「札幌 整体」以外のキーワードにも考慮したページタイトルに変更する事によってさらなるアクセスアップを図りました。

その1.虫眼鏡検索を参考に
Yahooで検索すると、検索結果の上に虫眼鏡マークが出てきて関連キーワードが出てきます。「虫眼鏡検索」と呼ばれているようなのですが、これはよく検索されるキーワードが出てきます。

上のように「札幌 整体」で検索すると「札幌 整体 口コミ」「札幌 整体 学校」「札幌 整体 求人」の三つが出てきます。
札幌整体netは、学校と求人情報はないのですが口コミ情報はあります。当初のタイトルの場合「札幌 整体 口コミ」で検索すると二位でしたのでタイトルに「口コミ」を入れる事で比較的容易に一位になれると考え、タイトルに「口コミ」を入れる事にしました。

その2.Yahooのキーワードアドバイスツールを参考に
元々、「治療院」というキーワードでも上位表示させようとしたため、タイトルにそのキーワードを入れていたのですが、キーワードアドバイスツール(どのキーワードがどれくらい検索されているかおおよその検索回数がわかる)で見ると、「治療院」での検索回数はあまり多くありません。「整骨院」「カイロプラクティック」「鍼灸」といったキーワードは比較的あるのですが、これらを含めるとタイトルが長くなってしまうのでこれらのキーワードは入れるのを避けました。
もう一つ、意外に多いキーワードが「札幌市 整体」という「市」が入ったものでした。「札幌市 整体」で検索すると札幌整体ネットは、2~3ページ目に出てくるため、「市」まで含めたキーワードで上位表示するためにタイトルに入れる事にしました。

そして、変更したタイトルが
札幌整体net – 札幌市の整体口コミ情報サイト
です。

タイトルを変更したのが、2011年1月30日で、その前後のアクセス解析がこちら。
キーワード:「札幌 整体 口コミ」でのアクセス数

「札幌 整体 口コミ」は、タイトルを変えた次の日にすぐに二位から一位になり、その結果がすぐにアクセス数にも表れていることがわかります。

続いて「札幌市」が入ったキーワードからのアクセス数

今現在「札幌市 整体」で一位になっていなく「札幌市」を含めたキーワードでゆっくりと順位が上がっているため、緩やかなアクセス数の上昇となっています。

タイトルを変えるだけでも色々とアクセスアップに繋がるという事がこの検証からわかりました。
本来タイトルは、ユーザーが見た時にどのようなサイトかわかりやすくなっていてそれでいてクリックしたくなるようなタイトルにする必要があり、SEOだけを考えたタイトルは好ましくありません。
そういった事も考慮して、どちらも兼ね備えているタイトルを考える必要があります。
タイトルを頻繁に変える事はSEO上はあまりよくないのですぐに変更はできませんが、定期的に現在のタイトルがベストのものなのか、もっとよいタイトルはないのか考える必要はありそうです。

スモールワード対策と検証結果

SEOでよくご相談を受けるのが「地域名+業種」というキーワードでの上位表示ですが、もちろん簡単なものもあれば難しいものもあります。
「札幌 賃貸」「札幌 ホテル」「札幌 観光」など競合が多いキーワードは上位表示が非常に難しく、外部リンク対策が必要不可欠となります。
逆に私の運営している札幌整体netの主要キーワードである「札幌 整体」は、それほど競合が多くないため特別な外部リンク対策をしなくても比較的簡単に上位表示できます。
(今は1位と2位を行ったり来たりしていますが、去年の12月から8月ぐらいまではずっと1位をキープしておりました。)
これらの「地域名+業種」は一般的にミドルワードと言われ、上位表示する事が出来るとそのキーワードからの流入が見込めるためアクセス数もアップするので非常に重要になります。
ただ、上記のように上位表示が難しいキーワードでは外部リンク対策が必要不可欠、つまり、SEO業者等に外部リンク対策をしてもらう必要があるためコストがかかります。
さらに、これらのキーワードに頼っていると上位表示できなかった時、なんらかの要因で順位が落ちてしまった時に打撃を受ける事になります。
そこで重要になってくるのがもっと絞り込んだキーワードであるスモールワード対策になります。
一つ一つの検索回数は多くないですが、色々なスモールワードで上位表示させる事で、大きなアクセス数が見込めます。
さらに、より絞ったキーワードで検索してくるユーザーは、知りたい情報が明確であるため、コンバージョン(お問い合わせ)に繋がりやすいなどのメリットもあります。
では、具体的にどういった事を行うかというと、業種やどのようなサイトかにもよりますが、
「地域名+さらに絞った地域名+業種」
「地域名+業種の詳しい専門的な用語」
等です。

具体例として札幌整体netで行っている対策を紹介します。

■「札幌+区+整体」での上位表示をさせるため、各区(札幌全10区分)のページを作成。
 例)札幌市中央区のページ
■「札幌+区より詳細な地域名+整体」での上位表示をさせるため、沿線別(JR、地下鉄東西線、南北線、東豊線の駅分)のページを作成。
 例)札幌地下鉄琴似周辺のページ
■「札幌+症状(頭痛、肩こり、四十肩など)」での上位表示をさせるために、各症状のページを作成。
 例)肩こりページ

こういったような比較的上位表示が簡単な色々なスモールワードで上位表示させることで、一つ一つのキーワードからのアクセス数は少ないですが、全体としては非常に大きなアクセス増加となります。

札幌整体netで行ったこの対策の成果(スモールワードからのアクセス数)です。

閲覧開始が症状ページのアクセス数・・・検索キーワードになにかしらの症例を入れて入ってきたユーザー。

2011年2月~2011年5月末まで
訪問数:612

閲覧開始が沿線別のページのアクセス数・・・検索キーワードに沿線名など(琴似、麻生など)を入れて入ってきたユーザー。

2011年2月~2011年5月末まで
訪問数:593

となりました。
ちなみに、キーワード「札幌 整体」でのアクセス数は

2011年2月~2011年5月末まで
訪問数:1255

症例キーワードからのアクセス数と沿線別(詳細エリア)キーワードからのアクセス数を足すと
主要キーワードである「札幌 整体」と同じぐらいになりました。
ちなみに、この期間は「札幌 整体」で1位です。
もし、これが2位・3位と順位を落とすと、アクセス数もガクッと落ちるでしょう。
しかし、スモールワードの場合は、小さなキーワードの集合なのでそこまでアクセス数に変動はありません。
ミドルワードに力を入れている方は、スモールワード対策も考えてみてはいかがでしょう。

SEOも大切だが・・・。

  • 2011.09.24
  • SEO

ここ最近、SEOのご相談をよく受けます。
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、検索エンジン(Yahoo!、Google)で特定のキーワードで上位表示させることです。
私は外部リンク対策は行っていないので、私自身が行う事は基本的に内部リンク対策とサテライトサイト等のアドバイスなのですが、相談される方は「競合他社よりも絶対に上に行きたい」「このキーワードで1位になりたい」など、皆上位表示にしか目がありません。
確かに上位表示させることは重要です。キーワードによっては順位が少し違うだけでアクセス数もだいぶ変わってきます。
しかし、もっと重要なことはサイトの中にある事を忘れてはいけません。
上位表示に強いこだわりを持っている方は、なぜかその部分がないがしろになっている方が多いように感じます。
それではまるで、立地条件の良い場所に店舗を出しただけで満足して、味は適当な飲食店のようなものです。
いくら立地条件の良い場所(上位表示)でも味(サイトの中身)がしっかりとしていないとそのうちお客様はやってこなくなるでしょう。
SEOをやっている人がこういう事を言うと、上位表示できないいいわけと捉えられがちですが、実際に上位表示されアクセス数は上がりましたが、コンバージョン(お問い合わせ)が伸びないケースも多々見てきています。
今SEOに必死になっている方は、もう一度自分のサイトに目を向けて改善点はないかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。
※その上でSEOに力を入れている場合は全然良いと思います。

Profile

菊地 賢司(きくち けんじ)
1980年12月29日生まれ。O型。
札幌の不動産企業で3年間Web担当として、自社やグループ会社のWebサイトの制作や運営に携わり、2008年に独立。約1年半のフリーランス後、2010年6月に株式会社aru設立。Webサイトの戦略・企画立案からデザイン・コーディング・プログラミングまで基本的にすべて行います。また、Webだけではなく、企業の抱える様々な問題点を解決できるような、良き相談役でありたいと考えています。
一つの分野に特化したスペシャリストではなく、幅広くそして深い知識をもったディープジェネラリストを目指しています。
Webや様々なご相談受け付けています。
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